インターン生実習内容(実例)2020年8月

以下に、当社で実際に行ったインターン実習の内容を送ります。小さな会社なので手作り感満載ですが、社員一同、全力で実習を行いました。

ー1日目ー

(1) 社内オリエンテーション:簡単に自己紹介や会社紹介を行い、交流シートへの記入を行ってもらいました。

(2) 世界標準3D-CAD(Solidworks)の練習:たまたま都合よく急ぎの仕事が入ってきたため、ベテラン設計者指導のもと、実習生に簡単な製図をやってもらいました。最終日(10日目)に仕上がった部品を実際に確認し、真空乾燥テストに使われました。

ー2日目ー

(3) VR(仮想現実)実習:まずは体験重視、遊びやゲーム要素も含め、実習生にVRに慣れてもらいました。慣れてからは、VRと3D-CADを繋げてビジネスへの応用事例について実習を行いました。

ー3日目ー

最新VR技術に関するテーマでVRを体験しながら実習生主体で様々な調査を行い、最後にレポート作成してもらいました。かなり楽しそうに調査していました。

ー4日目ー

(4) Gコード実習:社内のベテランプログラマーから、世界標準システムであるFANUCでのGコードの実習を行いました。午後から、決算書の勉強を行いました。決算書を学ぶことは、就職先を選ぶことに役立つだけでなく、人生を豊かに生きるために必要な事であることを学んでもらいました。

(5)設計勉強会:基本的な設計の進め方などについて、社長(一応機械設計のベテラン)から実習生へ直接講義を行いました。

ー5日目ー

午前中は、会社都合により在宅で3D-CADの実習を行ってもらいました。午後から社用車に乗り込み出張体験に出ました。現地到着後、ホテルで宿泊

ー6日目、7日目ー

(6) 出張実習:大企業の最新工場で当社設備の定期メンテナンスの体験実習を行いました。内容は軽作業でしたが、あらかじめ実習生に“予想していないトラブルがおきるから、それを楽しんでね”と説明していたのですが、期待通りのトラブルが起き・・・。ホテル宿泊。

ー8日目ー

午前は出張からの移動となりました。午後は在宅で3D-CADの実習を行ってもらいました。実習生の自宅から会社まで1時間以上の距離が無ければ午後からも会社で実習できたのですが、ちょっとだけ残念でした。初めての出張で緊張し、ちょっとお疲れだったかもしれません。

ー9日目ー

(7) FANUCシステムPMCラダーの基礎実習:社内のベテラン電気設計者から直接を学びました。

(8) 決算書の読み方勉強会:世の中の経済活動には基本的に全て決算書という共通の言語・概念で運用されていることを勉強してもらった。世界の大企業トヨタとラーメン屋さんが同じルールで決算書を作り、その数字に一喜一憂している事を学んでもらいました。

ー10日目ー

真空乾燥のテスト機調整及び、実際のテストを行い、自分で製図した部品が性能通りに動いていることを確認しました。午後からはレポートなどの作成を行ってもらいました。

まとめ:スケジュールの関係で営業実習だけは出来ませんでしたが、社員6名のうち、4名が講師をし、機械設計・電気設計・現場実習・出張実習など、多岐にわたって充実した実習になったものと思います。自分は何に向いているのかな?という可能性と相性を確認する機会になったら幸いです。

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